解体と新築
掲載日:2012.02.20家を建て替える・・・・
家を建て替えるということは
何十年も住んでいる人の生活を守ってくれた
建物に対して・・・いろんな思い出があると思います。
たぶんそれは他人ではわからない・・・住んでいた人だけが
感じることのできる・・・想いだと、私は思います。
子供のころ・・・押し入れに閉じ込められた記憶。
柱に身長の伸びを記録した跡。
家具をぶつけて付いた傷。
そんなたわいもないことでも・・・ずっと暮らしてきた人にとっては
かけがいの無い思い出だと思います。
古い家の想い出をすべて、残すことはできませんが・・・
少なくとも、自分たちは古い建物への感謝の気持ちを忘れることなく
新しい、家造りを施主様とともに考えていきたいと思います。
そしてまたずっと未来に・・・また新築する時が来たら
その解体する家の想い出に参加している事を誇りにしたいと思います。